
早速本作りで大切な入稿とCMYKの話をしていきます
クリスタの場合です

色味が大きく変わってしまうから確認しながら進めた方がいいんだよ

色味の違いの写真も載せます

クリスタでのRGBとCMYK
フォトショップのテンプレートをクリスタ内にドロップすると

こんな表示が出ます
これは一旦クリスタ内でRGBで表示されているという事です
クリスタでRGBをCMYK表示する方法

「表示」→「カラープロファイル」→「プレビューの設定」を選択

はじめはこんな感じになっています(RGB)

これで「CMYK」を選択します
「Microsoft ICM」はフォトショップにも表示があるので色味を揃える時に便利です
キャンパスに保存する…次にこのファイルを開いた時もCMYKになります
このウィンドウのみに設定する…今だけCMYKにする
どちらも、クリスタを閉じても他の絵を描く時はRGB表示に戻ってくれます
CMYKで保存(書き出しする方法)

「ファイル」→「複製を保存」→「.psd(Photosyopドキュメント)」を選択

名前をつけて「保存」を押します

表現色を「CMYK」にするとCMYKで保存できます!
もう一つの保存方法

「ファイル」→「画像を統合して書き出し」→「.psd(Photosyopドキュメント)」を選択
名前を付けて「保存」を押します

表現色を「CMYKカラー」にすると完成です!
さっきの方法とほとんど同じですね
RGBとCMYKの色味の違い
RGBの色味

結構くすんだ感じになってしまいます。右のピンクがすごく影響を受けていますね

比較を作ってみました
CMYKは青や緑や紫、ピンクなどを表現するのが苦手です
私は結構明るいピンクや水色を使うのでもろに影響を受けてしまいます…
色味をいじる方法
トーンカーブを使うと全体的な色味を弄れますが、正直よくわからないぐらい難しいです

「編集」→「色調補正」→「トーンカーブ」

こんな感じで出てくるので上の方と下の方を動かすと色が変わります
真ん中に点を打つと色が大きく変わりにくくなりますよ!と個人的に思います
他に簡単な方法
明るさ・コントラストを使う方法です

「レイヤー」→「新規色調補正レイヤー」→「明るさ・コントラスト」

こんな感じで少し弄ると明るい色になります!
フォトショップならこんな方法も見かけました
おわりに



結局、CMYKのことを考えながら絵を描くのって難しいです
あるがままを受け入れるか、あまり明るすぎる色を選択せずに描くか
CMYK表示を見ながら描くしかないです
次の記事は、表紙・カバー・帯・挿絵ページはどんな感じで作るか説明します!
-
-
ワンブックス小説本の挿絵ページと表紙・カバー・帯・奥付を公開
続きを見る
まとめにもどる
-
-
「ワンブックスで文庫本を作る方法」全記事まとめ
続きを見る