今回は、小説本の作り方!PDFの設定編です
では今回は保存から説明していきます!
WordからPDFに保存する方法
「ファイル」→「名前をつけて保存」を選択します
word文書と書かれているところを選択して「PDF(*.pdf)」を探します
選択できたら次に「その他のオプション」をクリックします
「ツール」を選び→「保存オプション」を選択
一番下の「ファイルにフォントを埋め込む」にチェックを入れます
「標準システムフォントは埋め込まない」にお好みでチェック
「文書で使用されている文字だけを埋め込む」にもお好みでチェック
なぜ埋め込みをするのか
埋め込みは絶対に忘れないで欲しいです!
なぜなら、印刷所に渡した時に同じフォントがないと違うフォントに置き換わってしまったり、表示されなくなってしまったりするからです。
小説で使った源暎ノンブルもダウンロードフォントなので当然印刷所ではうまく表示されません
埋め込みは忘れないように気を付けて下さいね
無事PDFになりました!
小説のように見開きページで表示する方法
「表示」→「ページ表示」→「見開きページ表示」
あとで「見開きページ表示で表紙を表示」にもチェックをいれますよ
これでまず両開きになります
が、まだ左右逆です
右綴じ設定に変更する方法
本には右綴じ左閉じがあるので(大体の本が右綴じです)
「ファイル」→「プロパティ」
「詳細設定」タブを押し→「綴じ方」で「右」を選択
常に右から左で表示する方法「編集」→「環境設定」
左の一覧から「言語環境」を選び→「デフォルトの読み上げ方向(D)」
→「右から左へ」を選択して「OK」を押します
偶数ページを右に、両開きで小説通りに表示する方法
まだ奇数ページ始まりの時に両開きで表示されるので、これを1ページだけ表示されるようにします
「表示」→「見開きページ表示で表紙を表示」を選択
これでこんな感じで奇数は一枚に
両開きで偶数ページを右にすることができました!
ページや小説を追加する方法
短編小説などを並べる時に使います
入稿までは短編ごとに分けておく方が管理と修正はしやすいと個人的に思いますよ
まず左の紙のマークを押します
赤丸の部分を押して「ページ挿入」→「ファイル」から挿入したいpdfを選択します
場所を「後」にして「最終」を選択するか、どのページの後ろに挿入するか直接入力します
逆に前に挿入する場合は最初(一番最初)、か前を選択します
これで追加されました!
しおりで章の始まりを管理する方法
長ーい小説になってくるとどこが章の始まりか分かりにくくなってくるのでそんな時に役に立つのがしおり機能です
入稿には直接影響も関係もありません
まず、飛ばしたい先のページが表示されている状態にします
そのまま左からしおりのマークを選び、赤丸の部分から「新規しおり」を押します
好きな名前(話の題名など)をつけると…
こんな感じでしおりができました!
これで他のページから赤丸のしおりマークのところをクリックすると一気にそのページまで飛ぶことができますよ
最後に
これでPDFの作り方は終わりです!
小説の表示確認に役立ちますよ。
実際に印刷してみるのもイメージがつかみやすいですよ
役立ってるのが直接見れて、嬉しく読んでます!
まだまだ入稿方法(ワンブックスの)などもまとめていくのでそちらも見てみて下さい!
次の記事は背表紙サイズの決め方です!
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ワンブックスの本の背幅サイズの決め方
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「ワンブックスで文庫本を作る方法」全記事まとめ
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